パワハラにならない新人教育法

いろいろあるハラスメント

 

 

パワハラ(パワーハラスメント)は当然のことですが「ハラスメント」の中のひとつです。毎日同じ職場で顔を合わせるメンバーで働くわけですから、自分でも意識しないうちに発生しがちな問題なのです。

 

 

「セクシャルハラスメント」という言葉は、1980年代の後半あたりからよく聞かれるようになりました。1997年には男女雇用機会均等法の改正あり、「セクハラ規定」も設けられ、「セクシャルハラスメント」についての定義が確立しました。以後、いろいろな「ハラスメント」が登場するようになったのです。

 

 

ただし、これは職場や学校などいろいろなコミュニティ内において潜在していたもので、各種のハラスメントが、表面化してきたとも言えます。現在ではパワハラ、セクハラなどよく聞くもの以外にも30以上のハラスメントが一般的に認められています。

 

 

「セクシャルハラスメント・セクハラ」は、性的な嫌がらせのことです。主に男性から女性に行われることが多く、「対価型セクハラ」と「環境型セクハラ」に分けられます。

 

 

職場における立場や上下関係を利用して、下位にある者に対する言動を強要するのが「対価型セクハラ」です。露骨なものなら「性的要求を受け入れれば評価を高くする」などがあります。抱きついたり、胸を触ったり、お酌を強要したりするのも当然セクハラに含まれます。
そして、今回の表題になっている「パワーハラスメント・パワハラ」です。